25歳、女性、事務職、 東京都在住
【肩こりと頭痛を訴え来院】
大学生のときにチアリーディングの練習をしていて、足を踏み外して落下した時に、首を痛めてしまいました。
整形外科に行ったところ、むち打ち症と指摘されて湿布をもらい、コルセットを着けておくようにと指示をうけました。
その後痛みは落ち着いてきたのですが、肩から首にかけて重くてだるい感じがとれなくなって続くようになりました。
仕事はデスクワークで下を向いていることも多くうつむくことが多く、長時間の作業が辛く困っている。
たまに、左のこめかみから耳の後ろにかけて頭痛が出ることがあってその事も気になっている。
【初診時の症状】
・上部~中部頚椎の右側に著しい関節機能低下
・後頭下部や上背部に強い筋緊張
・上部胸椎の関節機能低下
【施術後の経過】
初診時のカイロプラクティックケアにより上部頚椎の関節機能は改善。
10日後の来院時には右側の頭痛が消えていました。
さらに2週後の来院時には最初の1週間は頭痛や肩の重くてだるい症状はなく、2週目になって肩から首にかけて少し重さが出てきたとのことでした。
それ以降は月1回のメンテナンスケアを受けられていますが、特に大きな症状を訴えられることなく、よい状態を維持できているとのことです。
【担当カイロプラクターのコメント】
関節機能の低下や筋の問題は、我々カイロプラクターが日々当然のようにケアをしていることですが、この患者さんはずっとこの症状で悩んでいました。
上部頚椎の右側の関節がうまくはたらいておらず、そこと後頭部を結ぶ筋に過剰な負担が掛かっていました。
また、上部頚椎のはたらきを補うように下部頚椎や上部胸椎に掛かる負担が増え、その結果として肩・背中から首にかけて慢性的な症状が出てくるようになっていたようです。
ごく簡単な症例ですが、患者さんが悩んでいた期間を考えると「カイロプラクティックという選択肢が身近にあるんだ」ということをもっとたくさんの方に知っていただければと思い、ご紹介しました。
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