五十肩を訴え来院(40代女性)

40代女性 OL 東京都在住

【五十肩を訴え来院】

3年前ぐらいから左肩の痛みを感じるようになり、仕事中もすこし気になっていたが我慢できない程ではなかった。

半年前から急に痛みが強くなり始め、2週間くらい前からは夜中に痛みで目が覚めて眠れなくなることがあった。

起床時は特に辛く、昼過ぎになってくると腕が動かせるようになってきて痛みは少し楽になる。

一番辛い動きは手を後ろに回したり、挙げたりする動作や頭を洗う時など。

【初診時の症状】

・肩関節の可動制限あり。

・左右の棘下筋、小円筋、上腕三頭筋に過緊張と圧痛。

・左肩甲下筋、大胸筋、小胸筋に圧痛あり。

【施術後の経過】

今回のケースは五十肩の増悪期にあり、痛みが強くでてすぐに戻りやすい状態でしたが、筋肉の緩和を中心にした調節をメインに行なってきました。

1ヶ月間治療を続けたあたりで、痛みはなくなり肩を動かせるようになってきた。

その後は筋肉自体の痛みの改善だけでなく、筋肉のバランスを変えるような調整をし、自宅でストレッチ・エクササイズを行なって頂いてます。

現在は痛みもなく、ストレッチを続けているため調子が良いそうです。

【担当カイロプラクターからのコメント】

検査では、肩関節の外転・外旋の動きが制限されており、複数の筋に過緊張と圧痛があり、筋肉のバランスが崩れている状態でした。

まずは痛みを呈している筋肉の問題を中心に取っていきましたが、次第に筋の痛みはなくなり、肩関節の内外へまわす筋肉のアンバランスと肩関節に対してアプローチを行なった。

肩関節は動きの自由度を高めるために関節の接合が浅く、その分をたくさんの筋で吊っている構造になっています。また、関節は自分の意思で動かせる動き以外にも関節内での転がりや滑りなどの動き(関節包内運動)があります。

肩関節の障害はこれらの複雑な構造の筋のバランスや関節内の動きに着目して機能的な回復を図っていくことが重要なポイントになります。

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